サイズ制御可能な3次元細胞培養プレートを用いた研究テーマで募集をしていた第35回リバネス研究費「ORGANOGENIX賞」の採択者を決定しました。
採択者と採択テーマは以下の通りです。
■本賞採択者 畠中 史幸
Salk Institute for Biological Studies Gene Expression Laboratory
研究員
採択テーマ「ニューロスフェロイドを用いた老化メカニズムの解明」
<受賞のコメント>
この度は第35回リバネス研究費ORGNOGENIX賞に採択いただきまして、誠にありがとうございます。3次元培養法により形成されたスフェロイドは、より生体内に近い状態を再現でき、現在非常に注目されている研究手法であります。スフェロイド研究は、再生研究や病態モデル、薬物スクリーニング、細胞間分子メカニズムの研究など幅広い分野において有用であり、CRISPR/Cas9などの遺伝子編集技術との組み合わせにより今後さらなる発展が期待されています。私は現在、ソーク研究所のベルモンテ研究室にて老化と幹細胞に関する研究を行っています。今回の受賞を活かして、新たな発見と成果を得られるよう尽力していきたいと思います。